SSブログ

日本語TeX関係のメモ [TeX]

なかなか日本語で読める良い本がありませんね。評判が良い本でも、以外と初心者には難しいようです。文書作成から印刷まで、個々のソフトウェアを使って、各工程ごとに使うソフトウェアが違う訳ですからね。どの入門書もエディタからtexで処理してPDFファイルを生成してプリントまでの行程がパッとわかりませんね。むしろ、下記の印刷所の解説を最初に読む方が良いです。

中央印刷(http://chuo-print.com/)の「TeX入稿注意マニュアル」
http://www.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/printing/tex.html

加藤文明社(http://www.bunmeisha.co.jp/2_dtp_tex.html)の「TeXの制作工程やデータ入稿での注意事項」
http://www.bunmeisha.co.jp/latex2e/nyukou.pdf


日本語関係の解説が無いけど、やはり

文書処理システムLATEX2ε

文書処理システムLATEX2ε

  • 作者: レスリー ランポート
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


が一番かな。「組版から着想へ」という心構えが大切。見た目が良くても、読者が誤解するような組版はバツです。日本語TeXなら、開発した本人の解説が良い。

日本語LATEX2eブック (Ascii books)

日本語LATEX2eブック (Ascii books)

  • 作者: 中野 賢
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


ちょっと、初心者やWindowsユーザには第1章わかりづらい事と旧くなった事が残念だけど、第5章の説明は他の本では扱っていないけど必須の知識だよ。良い本を選ぶ目安の一つは、理工系ユーザの場合はensuremathコマンドが,数式作成の部分で解説してあるかどうかだね。

英語での簡単な入門書は

Learning Latex

Learning Latex

  • 作者: D. F. Griffiths
  • 出版社/メーカー: Society for Industrial & Applied
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: ペーパーバック


と思う。ちょっと厚いけど、数学者向けの

More Math Into LATEX

More Math Into LATEX

  • 作者: George Gratzer
  • 出版社/メーカー: Springer-Verlag New York Inc (C)
  • 発売日: 2007/09/30
  • メディア: ペーパーバック


も、どうぞ。


ドイツ語が出来たら、
LaTeX

LaTeX

  • 作者: Tobias Berndt
  • 出版社/メーカー: Addison Wesley Verlag
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: Perfect


もあるね。
マイクロソフトワードの数式エディタの本式版MathTypeというソフトウァも使い勝手はよいです。でも、Word2TeXというコンバータもよく使われています。上記の印刷所のマニュアルにも触れられていますね。開発元
http://www.chikrii.com/
から購入できる。最新バージョンはWord2TeX version 4.1のようです。

Word2TeX 2.4J Windows版

Word2TeX 2.4J Windows版

  • 出版社/メーカー: Chikrii Soft Lab
  • メディア: CD-ROM



もちろん全部Mathematicaで書くというのもありですね。計算からプレゼンテーション、印刷まで一貫して行えるから。


Mathematica 6J Professional Mac プレミアサービス付

Mathematica 6J Professional Mac プレミアサービス付

  • 出版社/メーカー: ヒューリンクス
  • メディア: DVD-ROM



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0