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最近の数式処理ソフトウェアの素因数分解 [数式処理ソフトウェア]

ちょっとメモ。
数式処理ソフトウェアを紹介するときに、例として整数を因数分解を示すことがあります。その際、「人間より速くて正確」と言いますね。たとえば、SAGEでは、factorというコマンドがある。
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| Sage Version 3.2.3, Release Date: 2009-01-05 |
| Type notebook() for the GUI, and license() for information. |
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sage: float(pi)
3.1415926535897931
sage: factor(31415926535897931)
3^2 * 601 * 2731 * 2126724289

上のように、ためしに計算するとあっという間に答えを返します。しかし、実際に「計算した」のか。というのは、最近の数式処理システムは、基本定数や素因数分解の表を内部に持っていて、それを参照して答えを出す事が多いのです。
■注意 SAGEがそうしていると言っている訳ではありません。■
以前、Mapleで円周率の値を計算したとき、ある桁数を超えると、それ以前の桁の計算よりも、ずいぶんと時間がかかったのです。それで、気がついた。

次の本は、何でこんなに高いのだろうか。

コンピュータ代数ハンドブック

コンピュータ代数ハンドブック

  • 作者: J.フォン ツァ ガテン
  • 出版社/メーカー: 朝倉書店
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


昔買った本。誰かにあげてしまったか。
数式処理 (基礎情報工学シリーズ)

数式処理 (基礎情報工学シリーズ)

  • 作者: 下地 貞夫
  • 出版社/メーカー: 森北出版
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本


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