日本機械学会の教科書はすばらしい [教科書]
物理学科に入学する大学生数が1万人を切っているそうだ。入学者を増やすために何をすればよいか。サイエンスキッズで子供に興味を持たせても、高校の物理で、みんないやになるんじゃないか。一方で、工学系は物作りなど、いろいろなところで宣伝している。ここは高校で特に教科として教えられないので、いやになることが少ないのだろうか。
そういえば、物理学の学部の教科書は、良いものが少ないと思う。新しく刊行されたものをみても、著者の感覚が古かったり、なんだか安っぽい受験参考書を大学風に仕立て直しただけだったり、改善が見られない。もっとアメリカの評判の良い教科書がどのようなものかを調べるべきじゃないか。そう思っていたところ、偶然、丸善から発行されている日本機械学会の教科書JSMEテキストシリーズのひとつ『材料力学』を見た。
アメリカの教科書のように、見やすくて、身近な例が多くて、計算が丁寧だ。このような雰囲気の教科書が、ほかの分野では存在するのだ。そういえば、化学同人などから翻訳されている「物理化学」の教科書を、物理学部でも1年半あるいは2年くらいかけて使えば、ずいぶん良くなると思う。
そういえば、物理学の学部の教科書は、良いものが少ないと思う。新しく刊行されたものをみても、著者の感覚が古かったり、なんだか安っぽい受験参考書を大学風に仕立て直しただけだったり、改善が見られない。もっとアメリカの評判の良い教科書がどのようなものかを調べるべきじゃないか。そう思っていたところ、偶然、丸善から発行されている日本機械学会の教科書JSMEテキストシリーズのひとつ『材料力学』を見た。
アメリカの教科書のように、見やすくて、身近な例が多くて、計算が丁寧だ。このような雰囲気の教科書が、ほかの分野では存在するのだ。そういえば、化学同人などから翻訳されている「物理化学」の教科書を、物理学部でも1年半あるいは2年くらいかけて使えば、ずいぶん良くなると思う。
コメント 0