宇宙の素 [科学]
Physics Todayの解説で面白いのがあった。
Solving quantum field theories via curved spacetimes
著者の一人Juan Martin Maldacena(フアン・マルティン・マルダセナ http://en.wikipedia.org/wiki/Juan_Maldacena )は弦理論で有名だね。
そういえば、昨年の日経サイエンスで
「自己組織化する量子宇宙」The Self-Organizing Quantum Universe(SCIENTIFIC AMERICAN July 2008)
Jan AmbjØrn/Jerzy Jurkiewicz/Renata Loll ( http://www.phys.uu.nl/~loll/Web/title/title.html )
というのがあったけど、面白かった。
と言うか、ずるい。因果的構造を組み入れて4次元時空を作り出すなんて。だって、因果律が最初からあったなんて思えない。でも因果律ができたことで4次元時空が生まれたのならしょうがないのか。時間と空間の区別がついたときが宇宙の始まりか。
どんどん小さくなっていくと、量子的な揺らぎで異なる2点や時刻が定義できないと思っていた。論文はこれかな。
J. Ambjørn, J. Jurkiewicz and R. Loll: Emergence of a 4D World from Causal Quantum Gravity, Physical Review Letters 93 (2004) 131301 [arXiv: hep-th/0404156].
そうそうSmolinのやってることも面白いな。
そうそう、ワインバーグの『宇宙創成はじめの3分間 』の新しいあとがき(と言っても旧いんだけど)が、ちくま学芸文庫には訳されていた。ワインバーグの本の最後の文書は重いね。
専門家には
Solving quantum field theories via curved spacetimes
著者の一人Juan Martin Maldacena(フアン・マルティン・マルダセナ http://en.wikipedia.org/wiki/Juan_Maldacena )は弦理論で有名だね。
Progress in String Theory: Tasi 2003 Lecture Notes Boulder, Colorado, USA 2 - 27
- 作者: J. M. Maldacena
- 出版社/メーカー: World Scientific Pub Co Inc
- 発売日: 2005/07/30
- メディア: ハードカバー
そういえば、昨年の日経サイエンスで
「自己組織化する量子宇宙」The Self-Organizing Quantum Universe(SCIENTIFIC AMERICAN July 2008)
Jan AmbjØrn/Jerzy Jurkiewicz/Renata Loll ( http://www.phys.uu.nl/~loll/Web/title/title.html )
というのがあったけど、面白かった。
と言うか、ずるい。因果的構造を組み入れて4次元時空を作り出すなんて。だって、因果律が最初からあったなんて思えない。でも因果律ができたことで4次元時空が生まれたのならしょうがないのか。時間と空間の区別がついたときが宇宙の始まりか。
どんどん小さくなっていくと、量子的な揺らぎで異なる2点や時刻が定義できないと思っていた。論文はこれかな。
J. Ambjørn, J. Jurkiewicz and R. Loll: Emergence of a 4D World from Causal Quantum Gravity, Physical Review Letters 93 (2004) 131301 [arXiv: hep-th/0404156].
そうそうSmolinのやってることも面白いな。
そうそう、ワインバーグの『宇宙創成はじめの3分間 』の新しいあとがき(と言っても旧いんだけど)が、ちくま学芸文庫には訳されていた。ワインバーグの本の最後の文書は重いね。
宇宙創成はじめの3分間 (ちくま学芸文庫 ワ 10-2 Math&Science)
- 作者: S.ワインバーグ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
専門家には
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