ある数学者の自伝 [数学]
ある人が、「志村五郎の自伝を読んで驚いた。こんな内容の本を良く出版できたものだ」と言ったような気がする。著者の志村五郎は著名な数学者なので、知っている人も多いだろう。その本とは
だ。目次は
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480860699/
もちろん、英語でも刊行されている。
自伝なので、志村が過ごした時代、交差した数学者たちの様子など貴重で興味深い歴史を描いていると思う。戦後の疲弊した日本から欧米へ旅立ち、日本に戻ってこない研究者には興味がある。彼らは自身の受けた環境に反感を持ったのか、逃避したのか。
本書のもう一つの話題として、「谷山」との関係がある。便利なことに、この本の紹介と著者の主張が、桜井進(http://www.ssfactory.net/home.html)が書いている東洋経済新報社のウェブに載っている。
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/d4e9fcda90318c950ee5d9bffe484009/
また書評が『数学セミナー』3月にある。
そういうわけで、フェルマー予想とかフェルマーの最終定理について評判になった本は。
ついでにこれも。
フェルマー予想とかフェルマーの最終定理についての専門家向けの本は。
志村の著書では
論文集の最近のものは
最後に、谷山の遺稿を集めたものは
そして、復刊しないだろうと思える本:
谷山豊・志村五郎著『近代的整数論』(昭和32年、共立出版「現代数学講座」9-A)
理学部のある大学図書館にはあるでしょう。
だ。目次は
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480860699/
もちろん、英語でも刊行されている。
自伝なので、志村が過ごした時代、交差した数学者たちの様子など貴重で興味深い歴史を描いていると思う。戦後の疲弊した日本から欧米へ旅立ち、日本に戻ってこない研究者には興味がある。彼らは自身の受けた環境に反感を持ったのか、逃避したのか。
本書のもう一つの話題として、「谷山」との関係がある。便利なことに、この本の紹介と著者の主張が、桜井進(http://www.ssfactory.net/home.html)が書いている東洋経済新報社のウェブに載っている。
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/d4e9fcda90318c950ee5d9bffe484009/
また書評が『数学セミナー』3月にある。
そういうわけで、フェルマー予想とかフェルマーの最終定理について評判になった本は。
ついでにこれも。
フェルマー予想とかフェルマーの最終定理についての専門家向けの本は。
フェルマーの最終定理・佐藤‐テイト予想解決への道 (類体論と非可換類体論)
- 作者: 加藤 和也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/01
- メディア: 単行本
志村の著書では
Elementary Dirichlet Series and Modular Forms (Springer Monographs in Mathematics)
- 作者: Goro Shimura
- 出版社/メーカー: Springer-Verlag
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: ハードカバー
Automorphic Functions and Number Theory (Lecture Notes in Mathematics)
- 作者: Goro Shimura
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 1968/01
- メディア: ペーパーバック
論文集の最近のものは
The Collected Works of Goro Shimura
- 作者: Goro Shimura
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2002/12/06
- メディア: ハードカバー
最後に、谷山の遺稿を集めたものは
そして、復刊しないだろうと思える本:
谷山豊・志村五郎著『近代的整数論』(昭和32年、共立出版「現代数学講座」9-A)
理学部のある大学図書館にはあるでしょう。
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