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温暖化と二酸化炭素、そして(不都合な)フリーマン・ダイソン [科学者]

数年前から、ダイソンが二酸化炭素の増加と温暖化のことについて、因果関係を否定する意見を発表していた。例えば、昨年翻訳が出た

本書は、The New York Review of Booksに彼が書いた書評(日本に良くある感想文や紹介文ではなく、原著者に議論を挑んだり援用して、自分の考えを巧み表現したもの)をまとめた物だ。この本の、第4章「なんと精妙な世界だろう!」(原著は第5章「What a World!」)は、Vaclav Smilの

についての書評だ。その中で、ダイソンが指摘している事の一つは、二酸化炭素の増加が植物の生長に良い影響を与えるのではないか。もちろん海水面が増加しつつあり、その影響を受ける地域に住んでいる人に取っては、生存が脅かされている。

昨年にもThe New York Review of Booksに次の本

の書評を載せている。書評のタイトルは、"The Question of Global Warming"
http://www.nybooks.com/articles/21494

その後のダイソンについての記事が、New York Times載っていた。
http://www.nytimes.com/2009/03/29/magazine/29Dyson-t.html?emc=eta1
それで、Freeman Dyson Global Warmingで検索するとYou Tubeで次のようなものが見つかった。
http://www.youtube.com/watch?v=JTSxubKfTBU
http://www.youtube.com/watch?v=k69HUuyI5Mk

ダイソンの性格を一言で表す事は難しいし、彼の文書のスタイルも気取った面が多くて、文面をそのまま受け入れられない。内容よりも表現の巧みさを重視していることもある。功成り名を遂げている、狡獪なオヤジだ;-)

なおVaclav Smilは、他にもダイソンの著書の追加でも紹介されている



という著書がある。


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